2014年7月29日火曜日

立山の天狗平で雷鳥

7月21日から24日まで、立山に行く。
国民宿舎「天望・立山荘」に3泊し、弥陀ヶ原、天狗平、室堂を歩く。
弥陀ヶ原で標高1,930m、室堂で2,450mなので、最高気温でも20度かそれ以下。
夏の高原の冷涼さを満喫。

立山での3日目、弥陀ヶ原から室堂に向けて、遊歩道を歩いていると、天狗平を
少し過ぎたところで、雄の雷鳥に遭遇。

雄の雷鳥は恋の季節の5月、6月には、メス獲得や縄張りのため目立つ場所の出る
が、恋の季節が終わった今は、ハイマツの木陰で採食などしていて遊歩道から
見ることはまれと聞いていたので、雷鳥の雄との遭遇、さらには雷鳥の親子も
見ることができ、ラッキーの一言であった。

供覧した写真は、300mmの望遠レンズあるいは24mm~105mmのズームレンズを
用いての写真。

★毎度、ご覧いただきありがとうございます。
一覧後、写真上でクリックしてみてください。少し、ましな写真となります。

雄の雷鳥発見
実物を見るのは初めてなので、心躍る瞬間
すぐには逃げないでと、カメラのシャッター、
レンズ交換で手が震える

雄の特徴である眼の上の「赤い肉冠」が鮮やか
繁殖期の肉冠はデカイ!!

雷鳥を見たのはこの遊歩道
天狗平から室堂に向かっての遊歩道
雷鳥を見た人は、室堂の自然保護センターに報告
雷鳥のワッペンを頂く

じっと立ち止まって見ていると
やがて動き出す。
息をひそめて、見ている

雷鳥の隠遁の術
ちょっと目をそらすと、探すのが大変
このようなことが、キジでも見られますが


やがて、遊歩道を横断開始
雷鳥の名前の由来(安部直哉:野鳥の名前)
高山での雷、雷鳴は恐ろしい。
これを鎮める白い鳥は霊鳥→雷鳥
学名は「ノウサギのように足に白い羽毛の生えている鳥」


足には夏でも羽毛が生えている
夏と冬で羽色を極端に換え、冬は白
夏、冬とも、この色が保護色(隠ぺい色)


向かった先は
7月下旬、既に恋の季節は終わったので、
単なる女友達??

砂浴する雷鳥
羽についた虫などの除去のため、砂浴、水浴は良くする
と室堂の自然観察センターの方の言



母ちゃんは砂浴
雛は遊びが一番
この時期、雛は既に3羽のみ
(通常、平均6羽から子育てが始まるという)

成鳥雌の夏羽の色が写真のとおり


お母さんが見守ってくれるから、雛は安心、安心

母ちゃん、早く来てよ


親より先に歩いていく雛2羽
上空にイヌワシでもいたら大変だ

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