2013年11月11日月曜日

紅葉間近かの京都 詩仙堂

11月8日(金)の朝、東京を出て、大阪での夕方からの会合の前、京都で途中下車。

紅葉間近かの詩仙堂界隈の寺、詩仙堂、円光寺、曼殊院を訪ねる。
京都を観光するときは、一か所で十分堪能するのが一番という(一番の贅沢)。
3か所の距離は、歩いて15分ほど。半日でもゆっくり、じっくり堪能可能。

紅葉前であったので、観光客で混雑することもなく、閑静な庭園を満喫。
正しく閑雅の境地。 日本の誇れる歴史の重みのある文化に心洗われた一日。

注:西表島その2は、後日掲載予定。


詩仙堂  = 丈山寺ともいい
永平寺の末寺でもあるとのこと
五月下旬の「さつき」、十一月下旬の「紅葉」で有名


参道 路地
素敵なエントランス
竹で迎える風景
 


紅葉間近かの庭園
紅葉になったら一面燃えるような素晴らしい秋景!!
 

白砂と石の見事なコラボ
日本の美の一つ
太陽光が、白砂に反射、居間を明るくする効果もあるという
 


石川丈山の隠棲、嘯月楼
 

庭の苔の手入れ
今の時期に、雑草などを除去し、手入れしなければ、
来年に美しい苔が見られないという。
地道な裏方に支えられる日本の文化。
 

苔の手入れする素敵なおばさん
仕事の合間に、声をかけたら(仕事の邪魔をした)、
詩仙堂のことを何でも知っている博識おばさん。
隠れた名物ガイド。
お顔の写真をブログに載せてよいか尋ねたところ
知名度は全国区だそうで、即OK
「この仕事ができる幸せに、感謝、感謝」の言に感動
日本人の心の宝
 



添水(そうず)  = 鹿(しし)おどし
竹筒に水を引き入れ、溜まる水の重みで、
反転した竹筒が石に当たって、快い音を立てる装置。
先人は上手いことを考える。
歴史に学ぶ、歴史に耐えて存在する。

竹筒が石に当たって発する音は、
鹿(しし)ばかりでなく、鳥獣が驚く、快音なり
先ほどの名物ガイドさんによると、ここの添水、
添水の原点という
 


六勿訓
石川丈山の作??
生活の基本、僕も再認識しよう
 


見事に整形された菊 
これも日本の誇れる文化
クール・ジャパン


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