2022年6月7日火曜日

尾瀬ヶ原 漫歩(2)

 6月2日(火)、山小屋で高原での眠りを堪能した後、午前4時半に起床し、

靄に包まれた尾瀬ヶ原の風景を思う存分味わう。

5時半頃には燧岳から太陽が顔を出し、湿原を朝焼けで染める。

7時半に山小屋を発ち、東電小屋経由で山の鼻に向かう。昨日は、山の鼻から下田代十字路への縦断コースを歩いた。

帰路、白根温泉で汗を流し、その後、雪解け水で満水の「吹割れの滝」を見て、鋭気を養った。


山小屋の前、朝靄に包まれた尾瀬ヶ原

朝、4時半過ぎの光景なり



朝靄に包まれて幻想的な
尾瀬ヶ原



朝の空気を吸って咲き誇る水芭蕉



朝日を受けた尾瀬ヶ原



水芭蕉の群生



大きな鳴き声にカメラを向けると
オオジシギが梢に

奥日光の戦場が原以来の遭遇



拠水林を軽やかに 



只見川にかかる東電尾瀬橋




東電小屋の前の水場で遊ぶ
沢山のイワツバメ

東電小屋の庇に、沢山の営巣も見られた




東電小屋から眺める至仏山

夏には原は、ニッコウキスゲ一面埋め尽くされる
と言う



山小屋に食料等を届けるボッカさん

すごいの一言しか言葉が浮かばない
2日間で、10人以上のボッカさんと出会った



見晴し地区(下田代十字路)の山小屋に
荷物を運ぶヘリ

今日は、何回も往復していた
鳩待峠のヘリポートとの間を往復すると
鳩待峠のタクシー乗り場の係員から伺った



至仏山の上空を、鳩待峠に向かって、飛ぶヘリ



今日の逆さ燧



雪解け水で満水の吹割の滝



尾瀬ヶ原漫歩(1)

 6月1日(水)、2日(木)、テニスクラブの有志と尾瀬ヶ原をゆったり、ゆったり漫歩。

行程に残雪は殆どなく(鳩待峠から山の鼻まで、ガイドさんや地元有志により、除雪されたと伺う)、両日とも天候に恵まれ、そして水芭蕉は満開に近く、最高の漫歩を楽しんだ。

未だ草が殆どない湿原の風景や拠水林(川が運んだ栄養に富んだ土に生えた林)を眺めたり、また、竜宮現象(三方の川から流れ込んだ水が溢れることなく、伏流水となって=トンネル、約100mほど先から湧出する現象。この水、「どこへ行くの、多分、竜宮だよ」、が命名の由来とか)等をじっくり、ゆっくり見ながら歩いた旅であった。

ボッカさんと沢山出会って感激したり、2日目にはヘリコプターが山小屋に食料などを運搬する光景にも遭遇し、十分満足感に浸ることもできた。

★毎度のお願い、ご高覧後写真上でクリックしスライドショウをご覧ください。


10時半頃、鳩待峠に到着
週日であるが、ハイカーの姿は想像したより多い
水芭蕉の開花を待ち望んでのことであろう



「山の鼻」に向けて、さあ、出発だ!!




新緑がお見事
この色の緑、僕は大好きだ
残雪残る 至仏山が見え隠れする



木道ならではの標識
後、約3kmだ、頑張ろう!



延命草ではなく、エンレイソウ
と教わる
忘れない花なり



このような老木に、心が動かされる
見事な雄姿なり



山の鼻への途中、水芭蕉群生



尾瀬ヶ原、第一歩



逆さ富士にちなんで、「逆さ燧」
燧岳の雄姿が池塘の水面に、
風が有り、水面が揺れ、生憎の写真



至仏山と水芭蕉のマッチングが良い
ベスト写真スポットという




水芭蕉とリュウキンカ
競うように咲き誇る



木道の路傍に、ザゼンソウ
なんとなく、荘厳な感じがする




今晩宿泊先の宿が見えてきた
燧岳の雄姿

草原に若草はまだ萌えず



宿の前の看板

尾瀬ヶ原に残雪なし